日々雑感

問題のある人はいない、問題を作る夫婦システムがあると考えるシステムズアプローチ

システムズアプローチ

8月11日(金)から13日(日)までの3日間、システムズアプローチ研究所にてシステムズアプローチの研修を受講しました。目的は復習とトレーニングでした。ハードでした。体力的にではなく頭の中が。

システムアプローチでは、人間関係をシステムとしてとらえます。問題を個人の内面に見出そうとするのではなく、人間関係というシステムの中にあると考えます。システムの一部はシステム全体に影響を与えます。また、全体は一部に影響を与えます。

不登校の子どもがいるとします。通常のカウンセリングでは、子どもが来談しなければ何もすることができません。システムズアプローチでは、子どもがカウンセリングに来なくても有効な支援が可能です。親(システムの一部)に有効な支援ができれば、家族システム(システム全体)に良い影響を与えることができます。その結果、子ども(システムの一部)に良い影響を及ぼすことができます。

システムズアプローチに惹かれたのは、「問題のある人はいない。問題を作るシステムがある」という思想です。人の内面に問題を見出そうとしません。来談された夫婦(カップル)は、お互いが問題を解決しようとがんばっています。そのがんばりをねぎらい、一緒に解決に向かいましょうという姿勢でお迎えします。

今回の研修は、システムズアプローチの「ものの見方」と援助の「方法論」を基礎から学び直し、トレーニングする場でした。会場は大阪でしたが、7名の参加者のうち、大阪人は私を含めて2人だけでした。遠方から参加された熱心なカウンセラーたちと濃い3日間を過ごさせていただきました。

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