日々雑感

効果的なカウンセラーになるために

琵琶湖

去る7月15日(日)、16日(月祝)の両日、滋賀県で開催された「CBT Case Camp 2018 in 滋賀」に参加してきました。CBTとは、認知行動療法の略称です。認知行動療法の研修でした。会場のピアザ淡海は、目の前が琵琶湖という立地でした。

講義と事例検討が行われました。それぞれ印象深く、たくさんの学びを得ました。その中でも印象深かったのは、効果的なカウンセラーになるために、という内容の講義でした。

心理療法には効果があるが、どの心理療法も同じ程度に効果があり、有意な差が認められないという話から始まりました。つまり、認知行動療法も、家族療法も、他の療法も同じように効果があるということです。

認知行動療法の研修ですから、認知行動療法Loveな人が多いと思われます。実際『どの心理療法も同じ程度に効果的』に不本意な想いを持つ人もいたようです。逆に私はうれしい気持ちになりました。このケースにはどのアプローチが有効なのだろうか?と迷わなくて良いからです。もっと良いものがあるかも?なんて迷わなくて良いからです。信じる方向へ進めば良いからです。

カウンセラーの中で、自己評価と効果が一致しない(良いカウンセリングをしていると思っているが、効果的なカウンセリングができていなん)割合が高いのは、中年の男性カウンセラーだそうです。経験を積むと何となく「こなせて」しまうから、出来ている気になりやすいとのことでした。

効果的なカウンセラーになるためには、実践だけでは足りません。練習が必要です。実践と練習の3種類が紹介されました。

最も低いレベルの実践・練習は「素朴な練習」です。パフォーマンスの向上を期待して、ただ繰り返すことです。中年男性が陥りやすいパターンのようです。正直、心当たりありです。この話を聞けただけでも、この研修に参加した意義がありました。

一つ上のレベルは「目的を持った練習」です。もう一つ上のレベルは「意図的な、計画的な練習」です。詳しい内容は省略しますが、能力の向上を図るには当然のことです。経験を積むと、何となく「こなせて」しまうから、出来ている気持ちになって、「素朴な練習」にとどまってしまうのでしょう。

この研修の大きな成果は「危機感を認識したこと」でした。8月から定休日を変更するのは、「意図的な、計画的な練習」の機会を増やすためです。ご不便をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

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