【セックスレス】なぜ夫が拒否:子作りプレッシャー

執筆者:山崎 孝
公認心理師・ブリーフセラピスト

子どもを持つことは多くの夫婦にとって自然な願望の一つです。しかし、この願望が強いプレッシャーとなり、特に夫側でセックスレスの原因となることがあります。

プレッシャーが拒否につながる心理的背景

ストレスと性欲の関係
子ども作りのプレッシャーは、性行為を単なる生殖の手段として捉えさせ、そのプロセスをストレスフルなものに変えてしまいます。性欲はストレスが原因で減退することがよくあり、義務感からくるストレスは性的な関係からの遠ざけます。

感情的な距離感
性行為が義務的なものと捉えられると、夫婦間の感情的な絆が薄れがちです。性的な喜びや満足が二次的なものとなり、パートナーとの心のつながりを欠くことが、性的な関係を拒否する一因となります。

自然な欲求の喪失
性欲は愛情や親密さから自然に生じるものですが、子ども作りの目的が強調されると、その自然な流れが妨げられます。この自然な欲求の喪失は、性行為への関心を低下させます。

理解とコミュニケーション

感情の共有
夫婦で感情を共有し、プレッシャーに対する不安や期待を話し合うことが重要です。お互いの感情を理解し合い、サポートし合うことで、性的関係に対するプレッシャーを軽減できます。

ストレス管理
リラクゼーション技法を学ぶ、運動する、趣味の時間を持つなど、ストレスを軽減する方法を見つけることが大切です。心身のリラックスは、性的な関心の回復につながります。

期待の調整
子どもを作ることへの期待を現実的なものに調整し、性行為に対するプレッシャーを和らげる努力が必要です。性行為の目的を、単に子どもを作ることから、パートナーとの親密さを深める機会として捉え直すことが効果的です。

夫婦カウンセリングの勧め

解決への最初の一歩は率直な話し合いです。しかし、上手くいかない経験を積み重ねると、コミュニケーションがむずかしくなります。お互いが感情的になり、水掛け論や堂々巡りに陥ってしまいがちです。

そのようなときは、夫婦カウンセリングが有効です。夫婦カウンセラーは専門的な知識と技術によって、会話が建設的な方向へ進むサポートを提供します。お二人の間に立って、水掛け論や堂々巡りに陥らないようにコントロールします。

感情的、堂々巡りに陥りがちな会話も、カウンセラーが参加することで、相手の考えを落ち着いて聴き、自分の考えを穏やかに話すことができます。

当カウンセリングルームでは、セックスレスの改善を目指すカウンセリングを承っております。詳しくは以下のページをご覧下さい。

この投稿の執筆者
山崎 孝

開業15年、延べ9,000回以上のカウンセリング経験を持つカウンセラー。大阪を拠点に、ブリーフセラピー(短期解決型カウンセリング)と家族療法を主軸に、不倫・浮気、セックスレス、コミュニケーション改善など夫婦・カップルの問題解決をサポートしています。

自身も夫婦関係に困難な時期を経験したことがあり、その経験が来談者の苦しみへの理解につながっていると感じています。理論だけでなく、当事者としての視点からも、来談者の苦しみに向き合うことを大切にしています。

公認心理師(第36732号:厚生労働省)
ブリーフセラピスト・ベーシック(B00196号:国際ブリーフセラピー協会)

カウンセラーの詳しいプロフィール

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