NHKの牛田茉友アナウンサーの友人が国際ロマンス詐欺に遭いそうになった話が NHK NEWS WEB にアップされました。
NHK 牛田茉友アナウンサー 友人が国際ロマンス詐欺に遭いそうに… | NHK | ニュース深掘り
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231016/amp/k10014226591000.html (令和5年10月18日閲覧)
友人はマッチングアプリで男性と知り合いました。当初は恋愛的なメッセージが交わされていましたが、やがて金融取引に関する話題が持ち出されるようになりました。友人が断ると、2週間後に「病院で数十日意識不明になった」とのメッセージが届きました。そこで友人はだまされていると感じたとのことです。
マッチングアプリを利用した投資詐欺が増えています。カウンセリングにお越しになる方から被害に遭ったと聞くこともあります。夫婦関係に悩んでいて、逃げ場所としてマッチングアプリを利用して、国際ロマンス詐欺に遭ったという例もあります。国民生活センターによる注意喚起もあります。
上記のページから「マッチングアプリ等で知り合った人に騙されないためのチェックリスト」を引用します。
相手の特徴
- 自称外国人や外国の在住経験がある日本人
- 不自然な日本語
- 暗号資産やFXでもうけている
- 趣味は投資や資産運用
- 副業で投資をやっている
連絡の取り方
- マッチングアプリから早々にLINE等のSNSへ変更を提案
- まめな連絡
投資の誘い文句
- 投資に詳しい家族や親戚(知人)の言うとおりに投資すればもうかるよ
- 結婚するなら金銭感覚が近い人が良いから、一緒に資産運用しよう
- 結婚の資金を貯めるために投資しよう
- 豊かな結婚生活のために投資は重要だよ
NHK NEWS WEB の記事では、マッチングアプリは、だます側にとって相手を陥れやすいツールと指摘しています。
端から見れば、そのタイミングで投資の話はおかしいでしょと思います。だまされてしまった人も、どこかで何らかの違和感を感じる瞬間があったと思います。しかし、やり取りする時間が長くなるほど親密感が増して、怪しい話でもいいアドバイスをもらったと受け止めてしまいやすくなるようです。
違和感は相談するべきサインと捉えるのが良さそうです。周囲の人に相談するのは恥ずかしいかもしれません。その場合は、国民生活センターなどの公的な機関などに相談してみましょう。